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ART FLEX加工マニュアル

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画像:加工イメージ

ART FLEXは100度~120度の温度で完全に収縮します。同時に全体を収縮させると、チューブ内に空気が残り、表面に膨れが残る場合があります。片側を収縮させ、空気を抜きながらの加工がポイントになります。

収縮時の温度

ART FLEXは熱収縮チューブです。約100度の温度で収縮し対象物にしっかりと密着します。
収縮温度が高過ぎると、チューブ表面が溶け始めます。100~120度でご使用下さい。

テンプル先端飾りの大きさ

チューブ挿入の際に、テンプル先端飾りを乗り越える必要があります。
チューブ内径には公差設定がありますので、公差内最小値をベースにメタル飾りの大きさを設計下さい。

画像:テンプル先端飾りの大きさ

チューブのカット寸法

対象となる部品の長さより少し長めにカットして下さい。2%程度長めのカットをお勧め致しますが、
最終的な長さは収縮テスト後に設定して下さい。

画像:チューブのカット寸法

収縮加工機

出来るだけ周りから均等に熱が加わるように、U字型のヒーターをお勧めします。
ただ、温度調節の可能なオーブン、工業用ドライヤーなどでの加工も可能です。

画像:収縮加工機

収縮加工手順

①ART FLEXを装着したい場所のどちらかを、位置を確認しながら収縮させて下さい。(約2cm程度)

画像:収縮加工手順

②反対側を図のように耐熱クリップで固定し、矢印の方向に中のエアを抜きながら収縮させて下さい。

画像:収縮加工手順

③最後にクリップを外し、クリップで付いた跡を加熱して下さい。跡がきれいになくなり完成です。

画像:収縮加工手順

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